ロレックス GMTマスターII Ref.116710 買取相場に注目!

3ヶ国の時間帯を把握できる“GMT機能”を備えたロレックス唯一のパイロットウォッチとなるGMTマスターII。

GMTマスターII の三代目モデルとして2007年に登場したブラックベゼルのRef.116710LN。ステンレス製のスポーツモデルとしては初となるセラミックベゼルモデルとして大きな注目を浴び登場しました。当初、ブラックベゼルのみの登場から、他バリエーションとなるツートンベゼルの生産終了及び消滅がロレックスマニアの間で大きな議論となったそうです。

そして2013年、待望のツートンベゼルとなる、ブルーブラックベゼルのRef.116710BLNRが登場しました。1つのセラミック部品に2色の配色が施されたのは世界初となり、セラミック素材ならではの光沢感や耐傷性に優れたパーツとなりました。

今回は、GMTマスターII のステンレスモデル、Ref.116710LN/Ref.116710BLNRについて、買取相場の推移をチェックしました。

上記はGMTマスターII【 Ref.116710LN/Ref.116710BLNR】について、2011年頃から2019年12月までの買取推移をまとめたものになります。
※ Ref.116710BLNRにつきましては、2014年からの集計となります。

2017年から一気に価格が高騰している様子が分かります。
より具体的に近年の価格推移を調査したグラフがこちらです。

2019年の一年間を見ますと、4月から6月をピークに、相場が落ち込んだように感じます。しかし、ロレックス全体でこのような推移が見られるため、これまでの価格高騰が異常だったと考えられており、現在が正常な相場に落ち着いた印象と言えます。

青黒ベゼルがおすすめ?

お店では、「やっぱり青黒ベゼルの方が人気が高いのかな、これから買うなら青黒ベゼルかな」という声が多い印象です。確かに、実本数でも青黒ベゼルの方が多く販売に至っております。販売価格が高い分、買取の価格も高額になります。しかし、購入価格と買取価格の率【リセール 】 を考えますと、青黒ベゼルと黒ベゼルモデルには特に差はございません。買取率が変わらないのであれば、満足のいくモデルを使用する。黒ベゼルの方が好みなのに、リセールを考えて黒を購入するという方がいらっしゃれば、間違いなく黒ベゼルをおすすめします。

グラフを見ても分かるとおり、現在は相場が比較的安定していると考えられます。もちろん、今後、何らかの要因により、価格の高騰や下落が起こらないとはいえません。それでも、相場が安定している今の時期だからこそ、絶好の買取時期なのかもしれません。買取を検討中の方はぜひご一考ください。